ロールスクリーンを知る
ロールスクリーンは、1枚の生地を上部のロールに巻き取って開閉する、シンプルな窓まわりアイテムです。カーテンのように左右に生地がたまらず、窓まわりをすっきり見せられます。
ロールスクリーンの歴史
布やすだれを使って日差しや視線を遮る方法は、古くから世界各地で使われてきました。
現在のロールスクリーンにつながる仕組みは、19世紀に巻き上げ機構やスプリング式の構造が発達したことで、より使いやすい形へと変わっていきます。
日本でも西洋建築や洋風の暮らしが広がるにつれて使われるようになり、住宅だけでなく、オフィスや店舗などにも普及しました。今では、遮光・遮熱・はっ水・防炎など、生地にもさまざまな機能が加わっています。
ロールスクリーンの操作方法
当店の通常タイプのロールスクリーンは、チェーン式とプルハンドル式の2種類からお選びいただけます。取り付け場所や、操作する高さに合わせてお選びください。
チェーン式の操作方法と特徴
スクリーン横のチェーンを操作して、生地を上げ下げするタイプです。スクリーン下部に直接手を伸ばす必要がないため、掃き出し窓や大きな窓、丈の長い窓にも使いやすい操作方法です。
対応サイズ:幅30〜210cm/丈250cmまで
向いている窓:掃き出し窓/大きな窓/細長い窓/高さのある窓
注意点
- チェーンは窓の横に残るため、間仕切りや出入りの多い場所では位置をご確認ください。
- 小さなお子さまがいる場所では、チェーンの安全対策もご確認ください。
操作イメージ
側面のチェーンを引いて、好きな位置でスクリーンを止めます。
プルハンドル式の操作方法と特徴
スクリーン下部のハンドルを持って、直接上げ下げするタイプです。チェーンが垂れ下がらないため、窓まわりがすっきり。手の届きやすい腰高窓や小窓に向いています。
対応サイズ:幅60〜210cm/丈250cmまで
向いている窓:腰高窓/幅60cm以上の小窓/手の届きやすい窓
注意点
- スクリーン下部まで手が届く高さの窓にお使いください。
- 幅60cm未満の小窓にはお選びいただけません。
操作イメージ
下部のハンドルを持ち、スクリーンを希望の位置まで上げ下げします。
窓に合わせて選ぶ
窓の大きさや高さ、手が届きやすいかどうかによって、使いやすい操作方法は変わります。
毎日の開け閉めを考えながら、窓に合ったタイプを選びましょう。
掃き出し窓
床近くまである掃き出し窓は、スクリーンの丈が長くなるため、チェーン式が使いやすいタイプです。
側面のチェーンで操作できるので、スクリーンの下部まで手を伸ばしたり、かがんだりせずに上げ下げできます。リビングやベランダに面した大きな窓にも合わせやすく、日常的に開閉する場所にも向いています。
おすすめ:チェーン式
腰高窓
腰くらいの高さにある窓は、チェーン式・プルハンドル式のどちらも選びやすい窓です。
手が届きやすいため、窓まわりをすっきり見せたい場合はプルハンドル式。いつも同じ位置から操作したい場合や、スクリーン本体に手を伸ばさず操作したい場合はチェーン式が使いやすくなります。
窓の大きさだけでなく、普段どこから操作するかを考えて選ぶのがポイントです。
おすすめ:チェーン式/プルハンドル式
小窓
小窓は、まず窓幅を確認してから操作方法を選ぶのがポイントです。
幅60cm以上ならチェーン式とプルハンドル式の両方から選べます。チェーンを見せず、すっきり仕上げたい場合はプルハンドル式も使いやすいタイプです。
幅30〜59.9cmの場合はチェーン式に対応しています。廊下や洗面まわりなどの小さな窓にも取り入れやすくなっています。
幅60cm以上:チェーン式/プルハンドル式
幅30〜59.9cm:チェーン式
細長い窓・スリット窓
玄関や廊下、階段まわりなどに多い細長い窓は、横幅が限られていることが多いため、チェーン式が合わせやすいタイプです。
当店のチェーン式は幅30cmから対応しているため、プルハンドル式では対応できない細幅の窓にもお選びいただけます。
外からの視線が気になる場所では、窓をすっきり隠せる目隠しとしても使いやすい窓です。
おすすめ:チェーン式
大きな窓
幅や丈の大きな窓では、スクリーン下部を直接持って操作するよりも、側面のチェーンで上げ下げできるチェーン式が扱いやすくなります。
特にリビングなどの大きな窓は、日差しの影響も受けやすいため、操作方法とあわせて遮光・遮熱などの生地機能も確認しておくと選びやすくなります。
製作できる最大サイズもあわせて確認してからご注文ください。
おすすめ:チェーン式
お部屋や用途に合わせて生地を選ぶ
同じロールスクリーンでも、生地によって光の入り方や使い心地は大きく変わります。
お部屋でどのように過ごしたいかを考えながら、生地の機能を選んでみてください。
リビング・ダイニング
家族が長く過ごすリビングやダイニングでは、明るさを残すか、日差しを抑えるかが生地選びのポイントです。
自然光を取り入れながら外からの視線をやわらげたい場合は非遮光生地。南向きや西向きなど、日中の暑さが気になる窓には遮熱生地が向いています。
窓の向きや日差しの入り方に合わせて選ぶと、日中も過ごしやすくなります。
おすすめ:非遮光/遮熱
寝室
寝室では、朝日や街灯など外から入る光をどこまで抑えたいかがポイントです。
しっかり光を遮りたい場合は遮光生地が使いやすく、朝まで落ち着いた明るさを保ちやすくなります。
特に東向きの窓や、夜間も外が明るい場所では、遮光性を確認して選ぶと安心です。
おすすめ:遮光
南向き・西向きの窓
南向きや西向きの窓は、季節や時間帯によって強い日差しが入りやすく、夏場は窓まわりに熱がこもりやすくなります。
遮熱生地は、太陽光や赤外線の一部を反射し、窓から入る熱をやわらげます。室温の上昇を抑えることで、冷房効率の向上にもつながります。
光もできるだけ抑えたい場合は、遮光性をあわせて確認すると選びやすくなります。
おすすめ:遮熱/遮光・遮熱
キッチン・洗面まわり
キッチンや洗面まわりは、水滴や湿気が気になりやすい場所です。
はっ水加工を施した生地は、水滴をはじき、生地に水が染み込みにくいのが特徴。汚れが気になる場所にも取り入れやすく、普段のお手入れもしやすくなります。
浴室など、直接水がかかる場所で使用する場合は、生地だけでなくメカ部分が耐水仕様になっているかも確認してください。
おすすめ:はっ水/耐水
店舗・オフィス
店舗やオフィスでは、窓の大きさだけでなく、日差し・視線・室内の明るさなど、場所によって求める機能が変わります。
外からの視線を抑えながら明るさを残したい場合は非遮光生地、強い日差しが入る窓には遮熱生地、光をしっかり抑えたい場所には遮光生地が使いやすくなります。
設置する場所によっては、防炎性能が必要になる場合もあるため、用途に合わせて確認してください。
おすすめ:非遮光/遮熱/遮光/防炎