ハニカムシェードが一年中使いやすい理由
ハニカムシェードは、光や視線を遮るだけでなく、独特のハニカム構造によって窓まわりの暑さ・寒さ対策にも役立つウィンドウトリートメントです。
その仕組みを、窓と熱の関係からご紹介します。
窓辺は、夏は暑く、冬は寒くなりやすい
住まいの中でも、窓は熱の出入りが大きい場所です。
冬の暖房時には、室内から逃げる熱の約6割が窓などの開口部から。夏の冷房時には、外から入る熱の約7割が窓などの開口部からとされています。
そのため、冷暖房をつけていても、窓の近くでは暑さや寒さを感じやすくなります。
窓まわりの熱の出入りを抑えることは、室内を快適に保つための大切なポイントです。
参考:経済産業省・資源エネルギー庁「省エネ住宅」
ハニカムシェードとは?
現在のハニカムシェードの代表的な製品は、1985年にハンターダグラスから「デュエット・ハニカムシェード」として発売されました。その後アジアにも展開され、日本でもハニカム構造を持つウィンドウトリートメントとして使われるようになりました。
ハニカムシェードを横から見ると、蜂の巣のような空洞が連続しています。
この空洞の中に空気をためることで、窓と室内の間に空気の層をつくります。
一般的な一枚生地のスクリーンとは異なり、生地の中に空気層を持つことがハニカムシェードの大きな特徴です。
この空気層が、窓から伝わる熱をやわらげる役割をします。
参考:Hunter Douglas「Duette® Honeycomb Shade®」製品史・公式資料、米国エネルギー省 Cellular Shades 資料
夏と冬、それぞれの役割
夏|外からの熱を入りにくく
夏は、外気の暑さに加えて、窓から入る日差しも室温が上がる原因になります。
ハニカムシェードを閉めることで、窓と室内の間に空気層ができ、外から伝わる熱をやわらげます。
遮光タイプなら強い日差しも抑えられるため、西日の強い部屋や寝室にもおすすめです。
ハニカムシェード自体が部屋を冷やすのではなく、外から入る熱を抑え、冷房した空気を保ちやすくするという考え方です。
冬|室内の暖かさを逃がしにくく
冬は、暖房で暖めた室内の熱が、温度の低い窓側へ逃げていきます。
ハニカム構造の空気層を窓との間に挟むことで、熱が外へ伝わるのをやわらげ、室内の暖かさを保ちやすくします。
つまり、夏は外からの熱を入りにくく、冬は室内の熱を逃がしにくくするのが、ハニカムシェードの特徴です。
参考:米国エネルギー省 Cellular Shades 資料、経済産業省・資源エネルギー庁「省エネ住宅」
断熱性能は、生地だけでは決まりません
ハニカム構造は大切ですが、実際の使い心地は生地だけで決まるものではありません。
スクリーンと窓枠の間に大きなすき間があると、その部分から空気が動きやすくなります。そのため、窓に合ったサイズを選ぶことも大切です。
ISSHOGUGUのハニカムシェードは、1mm単位でオーダー可能。
窓のサイズに合わせて製作することで、取付けや昇降に必要な余裕を確保しながら、不要なすき間をできるだけ少なくできます。
ハニカム構造による空気層と、窓に合わせたサイズ。この2つをきちんと考えることが、ハニカムシェードを選ぶポイントです。
参考:Lawrence Berkeley National Laboratoryによるハニカムシェードの熱性能研究、米国エネルギー省 Cellular Shades 資料。周囲のすき間やガラスとの距離、取付条件が熱性能に影響することが確認されています。